前回の第15回発表会はコロナ第一波が収まるタイミングで
開催されました。`
次回はきっと収束しているでしょう。との期待もむなしく、
現在もなお世界中にコロナ旋風が吹き荒れています。
しかしながらコロナと共存する為の知恵をしぼる事に、
人々の関心の方向が変化しているように感じています。
昨年夏とそして今年二月には、
多くの配慮と思いがそそぎこまれて
東京オリンピック、冬季北京オリンピックが開催されました。
選手たちは、私たちに「エネルギーとたくさんの事を学び」
を伝えてくれました。
・地味でも一つ一つを丁寧に完璧に(坂本花織)
・たくさんの劣勢の経験は最大のアドバンテージ(ロコソラーレ)
・何も犠牲にしない事は楽だけど、何も得られない(高木美帆)
・一つの失敗で、それまでの全てを否定しないで、
過程を評価される歩みを作るほうが貴重で大事な事(羽生結弦)
・日々鍛錬していつ来るかわからない機会に備える(池江璃花子)
・コツコツ継続した事には、やがて神様からのご褒美のように
小さな奇跡が用意される(野口啓代)
これらの言葉は、運動や楽器の学びに限らず、日常の生き方に
通じるものがあるのではないでしょうか。
ボーっと生きていると、○○ちゃんに叱られてしまいますね。
しかしながら、人間は身体と心を強く鍛えるだけではなく、
休息=Ruheドイツ語で休み処=も必要です
音楽は、脳のSOSである疲労を消してくれます。
心が乾いてしまわないように、生活の中に音楽を。
芸術があらゆる人々の心のよりどころでありますように。
これまでの発表会「ごあいさつ」こちらからご覧いただけます。