2022年第16回ごあいさつ

          

前回の第15回発表会はコロナ第一波が収まるタイミングで

開催されました。`

次回はきっと収束しているでしょう。との期待もむなしく、

現在もなお世界中にコロナ旋風が吹き荒れています。

しかしながらコロナと共存する為の知恵をしぼる事に、

人々の関心の方向が変化しているように感じています。

 

昨年夏とそして今年二月には、

多くの配慮と思いがそそぎこまれて

東京オリンピック、冬季北京オリンピックが開催されました。

選手たちは、私たちに「エネルギーとたくさんの事を学び」

を伝えてくれました。

 

・地味でも一つ一つを丁寧に完璧に(坂本花織)

・たくさんの劣勢の経験は最大のアドバンテージ(ロコソラーレ)

・何も犠牲にしない事は楽だけど、何も得られない(高木美帆)

・一つの失敗で、それまでの全てを否定しないで、

過程を評価される歩みを作るほうが貴重で大事な事(羽生結弦)

・日々鍛錬していつ来るかわからない機会に備える(池江璃花子)

・コツコツ継続した事には、やがて神様からのご褒美のように

小さな奇跡が用意される(野口啓代)

 

これらの言葉は、運動や楽器の学びに限らず、日常の生き方に

通じるものがあるのではないでしょうか。

ボーっと生きていると、○○ちゃんに叱られてしまいますね。

 

しかしながら、人間は身体と心を強く鍛えるだけではなく、

休息=Ruheドイツ語で休み処=も必要です

音楽は、脳のSOSである疲労を消してくれます。

心が乾いてしまわないように、生活の中に音楽を。

芸術があらゆる人々の心のよりどころでありますように。

 

 

 

これまでの発表会「ごあいさつ」こちらからご覧いただけます。